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社会学・福祉

社会学とは、社会の力が人々の態度や行動様式に与える影響をはじめとした、社会構造が持つ個人への影響を研究する学問です。人々の態度や行動様式を明らかにし、それが時・文化・社会的グループによってどのように異なるのかを探求します。社会学専攻の学生には、個人の心理的な要因を超えて、人々の態度や行動様式を決定付ける何かがあることを理解する必要があります。また、論理構成力・読解力・抽象的思考力・データ分析力・物事の関係性を読み取る力が求められ、人類の行動様式・性・人種・リサーチ・社会構造に関心のある学生がこの分野の学習に適しています。社会学では、人々からデータを収集し、科学的手法を用いることで社会構造の持つ個人への影響を研究します。データは、サンプルグループのインタビューやリサーチを行って集めたり、観察や実験を行います。社会学の問題へのアプローチは、まず、「何故女性と男性で教会への出席率が異なるのか」といった仮説を作り、集めたデータから理論を導き、結論に至る方法を用います。
 
必修科目としては、社会学入門・リサーチ手法・理論と統計等があり、それに加えて、選択科目を履修します。ソーシャルサービスの組織でのインターンを行う大学も多く、学生は授業で学習したことを実践する機会に恵まれます。また、社会学を通して学生は自分や周囲の人々をより深く理解することができます。社会学専攻の学生は、人事部のマネージャー・教師・保護監察官・市場リサーチアナリスト・公務員・環境アセスメントのスペシャリスト・都市計画・看守・ソーシャルサービス関係等のキャリアでの活躍が期待されます。大学院進学によっては、人口統計学者や政策アナリスト、研究所マネージャー等への道も広がります。

◆社会学・福祉参考サイト
American Sociological Association

◆この分野に興味のある学生は、以下のような専攻も適しています