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アメリカ研究

アメリカ研究とは、アメリカの歴史・文学・美術の総合的な研究をする学問で、アメリカ研究専攻の学生は、アメリカ社会やその価値観への包括的な理解を深めることが期待されます。文章力・表現力・分析力・様々な問題や分野をまとめる力が求められ、アメリカの生活・音楽・美術・文学・民族・政治・価値観・モラルに関心のある学生がこの分野の学習に適しています。アメリカ研究は、アメリカの歴史・文学・美術に様々なアプローチをして研究する、学際的な学問で、どの分野に焦点を当てるかは各大学によって様々ですが、共通の目標は、過去と現在におけるアメリカ社会の中心的部分とその価値観を理解することにあります。1~2年次には、植民地化から始まり1980年代までのアメリカ文化や社会を包括的に学ぶサーベイコースがあり、移民の歴史や建築、植民地政策の変遷等を学習します。その後、3~4年次になると学生はアドバイザーとの相談の上、専門に分かれます。アメリカ政治史・近代アメリカ文学・映画が一般的な専門となっています。4年次にはゼミが行われる大学も多く、大規模な研究やプロジェクトを行う大学もあります。アメリカ研究の分野は、比較的少人数の授業が多いため、先生と学生や学生間でのコミュニケーションが多く行われます。アメリカ専攻の学生は、様々なキャリアでの活躍が期待されますが、教育・ジャーナリズム・政治・出版・ソーシャルサービス・編集・執筆等のキャリアがその一例です。大学院進学によっては、教師・学芸員・法律・ビジネス等のプロフェッショナルへの道も広がります。

◆アメリカ研究参考サイト
American Studies Association

◆この分野に興味のある学生は、以下のような専攻も適しています